韓国旅行に行かれた方で、ソウルの横断歩道の足元が、赤や青に光るのに気づいた方もいるかもしれません。
実はこれ、横断歩道の足元の地面にLEDを埋め込み、信号と連動させて、スマホで下を向いたままでも信号の視認性を高める施策です。
“스몸비족 スモンビ族”
(스마트폰[Smart phone スマホ]+좀비[Zombie ゾンビ]=歩きスマホ族
が下を向いたままで、信号に気が付かず
事故にあうのを防ぐための仕組みなんです。
最近韓国では、その道路に埋め込み型の信号が増えて来た感じがして、写真を撮って来ました。
スマホに夢中で、顔を上げなくても、足元のライトで信号の状態が分かるようになっています。
写真は夜ですが、昼でも光っています。
- 赤に光る → 停止
- 青(緑)に光る → 進む

対角線もこんな感じ


さらに横断歩道に不用意に出ると、
電柱のスピーカーから韓国語で、
「危険です、後ろに下がってください」
と警告が流れることもあります。
韓国では歩行者を守る工夫がいろいろと実施されています。
スモンビ族の危険性
スマートフォンを使いながら歩く時の危険性
-
前方視野の幅:56%減少
-
前方注視率:15%減少
- 歩行者が音で認識できる距離:40〜50%減少
→ 事故リスクが大幅に増加
スモンビ事故の増加と対策
韓国警察庁によると、歩きスマホ関連の事故は2014年の119件から2019年には225件と倍近くに増加。
歩行者事故率が高い韓国では深刻な問題となり、2018年ごろからソウルや大田でLED地面埋め込み型信号灯が導入されました。
👆の動画によると。。。
効果と成果
- ソウルでは10人中7人(69%)がスモンビ族
- 2018年に設置以来、5年後の2023年時点で歩行者の死亡事故が約40%減少
社会の変化と共に信号も変化へ
スマホが登場してから約15年経過し、スモンビ族(スマホ族)も増え、多くの人が手元を見ながら生活しています。
その結果、
「歩行者の信号 = 目の上の高さ」
の信号設置は、もう昔の社会にもあって来ていないようにも感じますね。
社会形態の変化と共に、人のライフスタイルや社会的行動も変化しているので、それに合わせたインフラ構築も必要になり、
韓国では迅速に導入し事故を防いでいるのも、よい取り組みだなと感じました。
最近では韓国の交差点には「スマートパラソル」も設置中で、韓国の交差点はどんどん進化しています。
次回韓国旅行の際には、ぜひ足元の光にも注目してみてください。