今日12月3日は韓国で、大学進学希望する学生は受験しないといけない修学能力試験日(수능 スヌン)日本のセンター試験です。
日本の報道でもお馴染みでパトカーや白バイで遅刻した学生や身分証忘れた学生を試験会場まで送って行く映像が有名ですね。
今日も、受験生の緊急輸送のバイクやパトカーの待避映像が流れてました。
私がソウルにいた時も会社員の出勤をずらしたり、空港近くの受験会場は英語のリスニングに影響があると、飛行機の離発着しないように止めていました😵
学生の人生がかかっている日で、国民全員が学生のために協力する日です。
今年は感染している学生も病室で受験ができたようで、試験監督官は白い防護服を着て実施したようです。上部リンクのニュース動画にも、防護服着た受験生もいますね！
コロナの影響もあり例年より2週間遅れての実施のようで、受験が近づく冬の寒さと緊張もあり「수능 추위」(スヌン チュイ:受験の寒さ)という言葉があります。すでにソウルの気温はマイナスになっていますが、今年はコロナで実施されるのかという不安もあり、余計にスヌンチュイを感じたでしょうね。
受験のスケジュール
昨日の受験日前日には事前招集(예비소집)があり、試験会場やお手洗いの確認、受験時の持参物や注意事項などがあり、受験日当日の事前確認をし本番に備えます。
下記のスケジュールによると12月23日が成績の通知開始のようです。楽しくクリスマス過ごせるかドキドキですね。🎅
受験科目は国語、数学、英語(リスニング)、韓国史、社会、科学、職業、第二外国語、韓文があります。
職業ってどんな試験と思い調べてみたところ、職業毎の試験があるようです。
農業、海洋、産業経済、水産海運、生活サービス、工業、会計などがありました。
昔は大学にくっつく(붙다 合格する)と縁起を担いで、水飴や飴を門にくっつけたり、後輩が先輩にあげたりする習慣がありました。今年はコロナでそのような光景が見られないでしょうね。
受験生の皆さん、お疲れ様でした！
